◇ 番 外 篇 ◇

既存のレベルに、とらわれない!
〜 高低差を解消するアイデアの紹介 〜

■施工例-1

建物から隣家との境界までの限られた空間の活用。細長い形状を活かしながら、
玄関までのアプローチとして、庭としても楽しみたい … そんな要望を適えました。
また、居間から外に降り立つステップを設ける代わりに、アプローチを含む全体の
GLを、室内の床レベルから無理なく降りられるよう、高さを上げて設定しました。




■施工例-2

白い柱を構えたファサードは、クラシカルな面持ち。
飾り気のないポーチが、四角い大きな塊のような印象を
与えます。 また、蹴上げ1段の高さも気になります。
既存の境界ブロック(写真右下)の高さ一杯まで、
GLを上げる ことにより、エントランスポーチの
蹴上げの高低差を解消。
蹴上げの高さ190cm程の4段ステップ。
階段に求められていたのは昇降の機能に過ぎません。
入口としての印象も薄い感じがします。
コンテナーが置かれていた遊びの部分に、1段目の
ステップを引き出してきたイメージ。蹴上がり150cm、
ゆるやかな足の運びが可能になりました。




プラス + 1 ■アプローチ スロープ■

土地の持つ微妙な丘陵をあえて利用。

アプローチを中央として、両サイドから
なだらかに降りてくる傾斜と、手前から玄関までの距離を奥へと進むに従って上ってゆく傾斜。
緑のカーペットに変化を与えました。

またこの傾斜が生む強い方向性は、
見る者の視線を、自ずとアプローチへ
注がせます。


perspective

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